アニメーションが実写化、実物化?(トランスフォーマー マスターピース MP-44 コンボイ Ver.3.0 ビークルモード)

本日の紹介品は「トランスフォーマー マスターピース MP-44 コンボイ Ver.3.0 ビークルモード」です。
このアイテム、【日本おもちゃ大賞2019 ハイターゲット・トイ部門 優秀賞】と販売前から評価がされているアイテムでして、すでに2019年1月に発行された「トランスフォーマージェネレーション2019」にカラー試作品がその変形パターンも含めて記事化されていました。
商品が販売される8月下旬のものが、記事としてすでに1月、つまりは制作日程も考えれば昨年11月くらいにはすでに完成していたわけで、このアイテムへの並々ならぬ準備や仕込み方があったのだなと思います。
マスターピースは、No01がコンボイVer1:アニメスタイルのフル可動変形アイテムとして販売されました。
(私は当時狂喜乱舞して周りに引かれたくらいのすさまじい出来と完成度でした、当時のレベルでも)
No10がコンボイVer2となり、このVer2は多くのバリエーションが近年でも販売されているフラッグシップアイテムになっていました。
このNo10はNo01の機構を再ブラッシュアップし、次に続く製品への基準を作り出しました。
が、この変形システムはあくまでもアニメ&初代TFTOYのコンボイを基軸にされていたもので、Ver2がその方向性では最終的な完成体といえたかもしれません。
で、このVer3。
どのような部分を特化させたかといえば、アニメのフル可動とアニメのビークルスタイルを徹底的に再現し、その代わりとして変形システムのすべてを新しいものに仕上げる方向で来ています。
個人的には、再々ブラッシュアップしても変形も含めて新しい面白さは生まれてなかったかもしれない正当進化を破棄し、全く新しい方向性から切り込んできたこのVer3は実に挑戦的かつ新しいマスターピースシリーズの方向性への牽引役になってくるのではないかなと思います。
たぶんこのアイテムがアニメTFスタイルの最終着地点と思いますが、タカラトミーの技術で言えば、また数年後に新しい取り組みへの道が生まれているんじゃないかなぁとか思っていたりします。
それくらい、コンボイ総司令官というアイテムはトランスフォーマーのシンボルであり代表的なフラッグシップの代名詞であるのだろうなぁと思っているのです=w=
では、まずはビークルモードから見てみましょう。
トランスフォーマー マスターピース MP-44 コンボイ Ver.3.0 のレビューです・w・ノ




パッケージです。
今回は横幅が大きいデザインで販売されています。
コンテナと一緒のパッケージ故ですね。
今回が、あらゆる要素を詰め込んだ現時点最高峰のアニメーションスタイルの徹底追及品だとパッケージで伝えています。

後部のパネルを上にあげて倒すと、電池ボックスがあります。
LR44を3個入れることで音声が鳴り響きます。
音声のスイッチ他はロボットモードの説明時に。




ビークルモードです。
細かいモールドもあるのですが、あくまでもアニメカラー且つアニメデザインの再現ということでワイパーなどの塗装はされていません。
ここは好みがあるかもですが、今回はあくまでもアニメカラーでのリリースがされてると割り切るものなのかなと。
四角いようで丸みのあるデザインに作画での省略であろうサイド部分でのタンクの造形など、こんなに大きくてカーモデルなのに微妙にどこかが省略処理されているという、世にあるようで世にはない妙な面白さを感じたりしたいますねw



レーザーライフルは、本体に組み込むことをオミットする代わりに、その銃身などを大きく迫力あるものにしています。
ただ余剰という状況にしないためか、本体側の留め具に変形させたレーザーライフルをスライド固定するようにされています。





シリーズ初!ドアが開く。
うん、中身は外が見えないくらいにぎっしりだけどw
ここには3つついている人間側のレギュラーキャラ3名が付属されています。
うまくポージングさせてビークルに乗せることも可能です。
大きさはダイアクロン隊員の1.5倍くらいなのですけどねw



コンテナを合体させて、アニメイメージのトレーラー登場!
個人的には、本当に個人的にはG1アニメ時のエンブレムであってほしかった・・・・・・
欲しかった!!!;皿;(血涙)
おもちゃとしてでは、このエンブレムでもいいんだが、G1アニメ世代だと、やはりあの時代のエンブレムであってほしかったと切に思うんだよう・・・・・・
閑話休題。
このコンテナ、スペシャル高射砲やローラー・コンテナ自体を含めて今までのコンテナ遊び以上の遊び方が公式に作られています。
そちらの方は別途記事の方で取りまとめようかなぁと思いますよ・w






Ver2との比較です。
大きさはほぼ同じなので、今までのMPシリーズカーロボットとの互換性は高いと思います。
特にタカラトミーモールで過去に販売されていた(今も一部ありますが)MP+(アニメカラー)はさらに互換性が高いと思いますね・w・♪


後部はいつものような引き出し式のスロープが。
ただ、コンテナ各部は鉄板を使ってフィギュアを立たせられるように作られています。


底部には各種アイテムパーツのホルダーが付属。
ビークルにそのままいろいろ遊べるものを集中して紛失防止できるというのはすごくうれしいところ。



ランボルのジェットパックは天井の方に。
コンテナだけで建てるようなジャッキっぽい立たせ足も新しく造形されてますね。











変形は正直言って、MPメガトロンVer2のように、もはや変態変形としか言いようのないくらい細かいパーツやパネルの移動になります。
面白いのは、脚部のみが細かく折りたたむ仕組みですが、上半身の方は慣れればすごくスムーズに収めていけます。
ここはとっても良いところ。
半面、全身塗装のものがビークルで納められているために、商品として開封するときの破損と癒着防止で、接触が大きいところにはビニールがかぶせてあるのですが、頭部の方も色移りほかの防止でビニールがかぶせてあります。
ただ頭部クリアランスにビニールをかぶせて頭部が入っているために、多分製造後の保管期間内の熱とビニールの圧力でアンテナの先のほうがゆがんでしまってる個体が存在します。
たぶん、熱を加えて整えることで戻ると思うので、これは実際にやって元に戻そうかと思ってます。
結果論でしかない話ですが、頭部は他のものと同じように外してビークルにしてくれてたらよかったのにと思っちゃいますね=w=;;;

アニメのような局面を持たせたビークルモードは、Ver2の実写に近しいキャブやコンテナでも再現されてましたが、方向性を大きく振り分けるとこのように似て異なる感じになるのだねぇと。
ビークルでも感動しましたが、ロボットモードではどんなワクワク感が味わえるか、次の記事はロボットモードとアクションです・w・ノ
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