ファースト・コンタクト(トランスフォーマー SS-08 ブラックアウト)

久方アップは「トランスフォーマー SS-08 ブラックアウト」です。
時間作ったら追記します・・・・・・
映画TFが始まって10年以上が経過し、その間タカラトミーの製造技術も極端に跳ね上がっていきました。
ファン層も映画から入った方が年々増えていきましたが、すでに当時品を買いなおすことも難しくなり、現代の技術のアイテムとの対比も厳しいものになっていました。
というわけで、今回のスタジオシリーズというのは通常シリーズのクラシック~ジェネレーションズ~POTPまでの流れの映画版というべき、現行技術による当時アイテムのリファインというものになっています。
日本だと、変形ヘンケイやユナイテッド、レジェンズなどの流れですね。
そんな中での第一期の一番の目玉が、このブラックアウトになります。
映画で最初に見るTFというのもあり、ファンの中にはこのブラックアウトが欲しがる方々は多かったのではないのかと。
今回のスタジオシリーズにはロボット時の身長も映画と同じ比率にするというのもあり、このアイテムと4作目登場のグリムロックがリーダークラスでリリースされています。
このアイテムの見どころは、やはりロボットモードの密度の濃さでしょう。
これだけごちゃごちゃしているものが、リアルなに完成度の戦闘ヘリ・シコルスキー・MH-53 ペイブロウにトランスフォームするのです。
変形のアイディアや技術は過去の商品アイテムからいくつか参考にされていますが、これだけの出来のリファインはまず想像すらできなかったものと思います。
おもちゃをずっと買っているものとして言えば、ありえない壁を越えてしまったというか、これだけのものを世界的安全基準の世界規模の大量生産品で作り上げる時代が来てしまったんだなと、感嘆というよりもう溜息しか出ませんわ。
残念ながらミスプリント(海外にも多かったそうな)のアイテムを私は手に入れた形なのですが、今回、残念なのは日本ローカライズがなかったことです。
コストを抑えるというものがあったのか、海外者と同じものをそのまま展開されており、日本独自さはその箱のみとなりました。
個人的には日本ファンの目には日本ローカライズでの重塗装やリデコは好評をもって迎えられていたものと思うので、今後も続けていってほしい所なのでした。
では、トランスフォーマー SS-08 ブラックアウト のレビューです・w・ノ


ボックスです。
海外と違う日本独自のものですが、そのフォーマットは海外版と酷似したものになっています。



ビークルモードは、シコルスキー・MH-53 ペイブロウです。
無駄のないビークルにきれいに擬態しています。
下から見ちゃダメ・w・
細かいナンバリング他ディティールにタンポ印刷がありますが、このアメリカ軍のマークが逆にされている個体のようでちょっと涙;w;
なおウィキさんによれば、機体番号の4500Xはマイケル・ベイの自家用機の番号なのだそうです。
ベイさんちに、宇宙人いるの?


頑張れば手回しで回転させられる大型のローター。
余りスムーズだとロボモードでブランブランになるので、ここら辺の渋さは仕方ないかなぁ。



後部にはスコルポノックが取り付けられます。
落とすギミックなどはないし変形もしませんが、リアルなサソリロボットにはなってはいるかなと。


トランスフォーム!
映画でのローターの移動他、思い出のある変形を各部で楽しめますね。
なお、テールパーツだけが取り外し式になっています。
これはロボット時に腕部に武器として使用するので、あえて別に分けてあると思っていいとは思いますよ。
これだけ完成度高かったらその理由がなければちゃんと収納できる処理できたでしょうし。





ロボットモードです。
もう、何も言うことはないですね。
ここまでの細かさとあのすらっとしたビークルの変形を大量生産の一般商業トイで再現しているのです。
もう、技術の進化というか、まさに映画で見たCG革命のすごさをおもちゃで体験してしまいます。
個人的に残念なのは、手首が回転しないため、常に手の部分は横にしている感じになることですね。
ここがなければ、自分の中でも徹底的に遊んでしまっていたアイテムかなと。





アクションです。
可動部が多いのですが、どうしても上半身のウェイトが非常に大きいのです。
結果、思い切ったバランスのポージングは難しいですし、手の回転可動がないのでポージングの表現に物足りなさを感じます。
出来がとても良いのに、動かして遊ぶ時にはなかなか癖があるというのも個性があっていいかなと思いますね。


ビークルは完成度の高さで大満足。
ロボモードも完成度の高さで大満足。
驚きと感動をすごく与えられるアイテムでした。
ただ、手首の回転がないことによるイメージポージングの難しさがあり、実は個人的にはあまり好みではないアイテムになってしまっているのです。
これだけの完成度であるにもかかわらず、一か所の納得いかない点で遊ぶか否かが大きく変わってしまう。
ユーザー個人個人の購入や評価の部分は千差万別なわけで、このアイテムを遊ぶことでレビューなど評価するという視点や良い部分をどう楽しんでいくかという基本に立ち返った気がしたおいらでございます。
でもね、完成度はそういうおいらの好みを除いても素直に良い出来と頷くレベルです。
是非、この素晴らしい完成度のアイテムを楽しんでいただきたいと思うものです・w・ノ
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