命をつなぐ(S.H.Figuarts 仮面ライダー1号(2016年映画デザイン))

本日の紹介品は「S.H.Figuarts 仮面ライダー1号(2016年映画デザイン)」です。
新作として、本郷猛こと藤岡弘、氏の脚本監修によるライダー復活劇。
仮面ライダーゴーストの世界観である者の、もはや役者というか求道者的な流れを持つ藤岡氏の思想も入り込んだ脚本になっていて、個人的には楽しんだ側なのですが、一部では大きく批判もあったりと複雑な動きをした映画だったなぁというのを覚えています。
そして、氏の45年間の歴史を活かせるかのように、その一号デザインも大きく変化しました。
そのデザインもこれまた多くの賛否両論を起こしていきました。
今回のフィギュアーツでは、実写化されたスーツのデザインから設定画をベースにデザインされているもので、バランス的にはスマートになった感があるアイテムになっています。
反面、デザインの特性から各部の可動域を制限する部分もあったりするんですが、肩アーマーの機構やベルトカバーの開閉の再現などいろいろと今までの技術を生かした面白さを楽しむことが出来るようになっています。
個人的には、このデザインで思った以上に動いてくれたなと喜んでいたりするんですが。
BD、コレクターズパックとか予算が生まれたら買いたいなーとか思いつつ、S.H.Figuarts 仮面ライダー1号(2016年映画デザインのレビューです・w・ノ


パッケージです。
小柄の昨今のサイズで販売。付属品も手首やエフェクトなどは必要最小限に抑えられていますね。



3面から。
映像イメージの胴体が非常に太い感じのパワフル&マッシブというイメージから、設定画に準じているためかそれよりも頭部の大きさのほうが目立つ感じの少しばかりスリムなスタイルのものになっています。
各部は見た目ごつくなってるので、胴体のスリムさ加減なのかなぁとか思ったりです。
小さいフィギュアゆえにそう感じるとこもあるのか・・・・・・



頭部です。
新一号のラインをうまくアレンジしていると思います。
仮面自体がヘルメットといえそうなごつさに、クラッシャーのイメージは映画仮面ライダーファーストやネクストのライダー一号を引き継いでる感じもしたり。
歴史を引き継ぎつつも、確実にライダーマスクというラインを維持していますね。

あー、コンバーターラングのとこ見て思ったけども、これってスリムになって横幅か胸筋部分が一回り小さくなったので、銅が少し長く見える気もしますね。
コンバーターラングも含め、実際に存在するボディアーマーのイメージを活かしたものになっているとどこかの記事で読んだ記憶がある・・・・・・

肩アーマー内部は、ヒンジとボールジョイントの複合体で、2つの装甲をつなげ合わせられています。





変身ベルトの新型タイフーン。
ベルトカバーはパーツを取り外して開閉状態を再現可能です。
カバーを外すと、そこにはタイフーンと内部機構があり、ここに楕円形のカバーを付ければ旧サイクロンのイメージにすぐ戻るんだなと。
本郷がタイフーンそのものを改良していったとか思うと、ここにもつながりというものを強く感じられますね。
左右のエナジースイッチなどは、塗装済みのボタンに上から緑のカバーをはめることで、小さいながらもリアル感を引き出しています。


仕方ないなぁと思うのは、デザイン上での背骨と足首のカバーです。
実写版ではたぶん柔らかい素材なのでしょうが、こちらのおもちゃでは固い素材になっているのでポージング阻害に少しつながってしまっていますね。


とりあえず、デップーさんいうとこのヒーロー着地を試してみました。
足首、膝、股関節などうまくやればこれだけは動くので、十分楽しめるレベルかなぁとは思ったりです。




「ゆくぞ、ノバショッカー!」
さて、イメージでではありますが、アクションポージングです。
ライダーがポージングできる分の可動は十分なので、ここらはサラッとご覧くださいませ。


「トゥ!」



「トアッ!」


「ライダーパワー!」


「ライダーパンチ!」




「ライダーチョップ!」


「ゆくぞ!」


「トオッ!!」





「ライダーキック!!」
ライダーキックのみエフェクトがついています。
パンチエフェクトはほかのところから借りてきましょうかね・w・



ライダー誕生直後、人間と改造人間のあまりの落差に、そうなってしまった悲しみを胸に秘め。
それでも人間の自由と平和のために戦っていった仮面ライダー。
個人的には、それは光と影の配置はこんな感じなんですよね。
光に背を向けた孤独の男。
ロンリー仮面ライダーという呼び名が悲しくも似合うカラーリングのライダーだったわけです。
今回アイテムも、そのようなポージングやライティングがよく似合うんですよねぇ。
映画の前半の本郷猛にも、その匂いがあったりしたわけですが・・・・・・
んでは、次はもっと絡めつつ遊びつつ・w・ノ
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