スパークを鍛えて、君も進化しよう!(トランスフォーマー アドベンチャー TAV50 ハイパーサージオプティマスプライム)

本日の紹介品は「トランスフォーマー アドベンチャー TAV50 ハイパーサージオプティマスプライム」です。
7月から始まるトランスフォーマーアドベンチャーの新シリーズ、「マイクロンの章」でのフラッグシップアイテムとして、最大級の大きさの総司令官オプティマスプライムが日本と海外の同じアイテムの色違いという従来の流れで販売となりました。
というのも、大型司令官アイテムはTADの場合は日本オリジナル素体がはんばいされ、海外ではそのアイテムは販売されていなかったんですね。
今回は海外は白と水色のカラーで、日本は従来のオプティマスカラーで同じ素体を使っての販売となっています。
特徴的なのは、日本オリジナルの前作トイでは変形>ギミック>アクションというところで、あくまでも変形重視のTF玩具という部分が強くありましたが、今回のものはアクション>ギミック>変形という感じで、方向性が前回とは異なっているのです。
そのため、従来のTFトイよりもアニメなどでキャラや声優さんを好きな人を視野においた、小さい子供でも簡単に変形して遊ぶことのできるアイテムとなっています。
ココらへんについては、ハズブロとタカラトミーの共有の素体を使う世界を視野に動くTFゆえの難易度設定(TFADVは子供向けのアニメとして)もあってのことなのかなぁとか思ったりはします。
おもちゃショーでも試遊台で子供が遊んでいたりもしますしね。
ともあれ、総司令官シリーズの中では迫力あるポージングで遊ぶことを確認できたうえで、TAV50 ハイパーサージオプティマスプライムのレビューです・w・ノ
休日出勤行ってきます;w;


パッケージです。
別の記事で紹介しますが、ここ近年のオプティマスの中でも最大の大きさだったりします。
ハイパーサージ後のすがたなので、翼分の横幅も広いですね。



ビークルモードです。
横から見れば変形の難易度は一瞬でわかるかと。
翼部分に折りたたみ式のパネルを入れればコンテナ部分はもっと隠せたかもしれませんね。
ただ、海外ハズブロ的には、子供には一目見てわかる変形のほうがいいという考えなのやもですね、この変形方式で商品化しているのは。

個体差ですが、私のものは翼基部が少し歪んでいたのでこういう閉じ具合に。
ここは正直残念でした。

ビークル・ロボットともに使えるスイッチ部分
ほぼ仲間系に向けての音声機能があります。
確認した限りでは、9種類の音声が国内オプティマスの声優 楠大典さんの実録撮りおろしされています。



ビークル時にもマイクロンを取付可能です。
海外ではハイパーマイクロン系をつけるようにしてあるようですが、日本版はマイクロンの章カテゴライズのマイクロンは5mmジョイントを新設されているので、セット箱のマイクロンも単体発売のマイクロンも取り付けることができるように。

プライムソードは、腕部分で挟みこむようにして収納が可能です。
凸部の羽目具合が少しコツが要りますね。



ロボットモードです。
ビークルモードよりもロボモードのスタイルが相当意識して作られているのがわかるかと。
変形が簡易でコンテナ部分が正直見栄えの悪さも感じたものの、ロボットモードにするととても迫力あり、格好いいスタイルにされているのがわかります。
うん。
キャブ部分がなければ、このアイテムは昔風に言えば「DXアクションフィギュア ライト&サウンド機能付き オプティマスプライム」ッて感じで販売されても違和感ないなぁという印象^w^;


顔はさすがの完成度。
瞳部分も含めて非常に良い彫刻の完成度だと思います。








アクションポーズです。
TF的なレベルでの、基本的な間接可動部分はほぼ動きますね。
肘の回転が無いですが、手首の回転でそれを保管できるものの、息子氏腕のポージングができればなぁとは思ってしまいました。
足首は左右に動くので、最低限の設置は良好ですね。
前後に動かないのは残念ですが、これだけ大きいと転倒の危険度も高いからなぁ。



というわけで、しばらく遊んでいたら、変形時に使われる脇の部分の間接ヒンジ固定を外したら、アニメに出そうな迫力あるポーズが容易に再現できるようになりました。
ただ、変形用のヒンジなので固定などできるほどの保持力はないのですけどね。
同時期販売のUWブルーティカスよりも、気軽に遊べる可動アクションがお気に入りになり、買ってからずっと動かして遊んでしまってる。



ロボットモードでもマイクロンは取付可能です。
5mmジョイントのマイクロンは全て取り付けられるので、過去の販促品マイクロンもつけてみたり。






プライムソードとハイパーマイクロンのエアロボルトをシールドにしてポージング。
肩固定ヒンジ部の可動を通常の間接と連動させることで、アニメに出てくるようなポージングが剣を持っててもできる喜び^w^
胴体部のマイクロンジョイント部が第二の音声スイッチになっています。
こちらの方は戦闘系やマイクロンへの会話などが、確認した限りでは11種類入っています。
背中のスイッチと連動させることで色々なシチュエーションが再現できますね。
一例(実際は毎回ランダム再生されます)
背中スイッチ:「オートボット、出撃だ!」
胴体スイッチ:「此処から先は、私に任せろ!」
背中スイッチ:「スチールジョー、これで終わりだ!」
胴体スイッチ:「プライムソード!!」
などね。


「エアロボルト、君の力が必要だ!」





エアロボルトを変形させて、いざ合体です。
ジョイントを刺し込むことで、頭部マスクとキャノンが胴体内部から展開。
翼部分が左右に開きます。




ハイパーサージモードのオプティマスプライムが完成。
頭部マスクで一気に歴代イメージの司令官フェイスに近く。
日本風のスーパーロボットっぽい出来になりますね、胸のエアロボルトの頭部がある部分など^w^;
マスクからはちゃんと瞳が覗けるのは、アーマーが取り付けられるアーマーセット箱のシリーズに繋がるものがあるかと。






アクションです。
通常と異なり、頭部はマスクをかぶせることにより回転することができなくなります。
取り付けたマイクロンを押すことで、胴体の連動スイッチは音声が変化しています。
こちらでは確認した限り、合体音+チャージ音+で5つの音声と一つの特別音声が流れます。
肩のライト部が赤く光り、キャノン部を照らすことでキャノン砲が光っているように見させます。

プライムソードは、簡単に抜けないように差し込みにダボが作られていて、鍵のように差し込んでしっかりと握らせるようなギミックが。
その分このソードを他のTFに持たせるのがムリになっているので、気になる人は自己責任で切り落としてもいいかもしれませんね。



プライムソードで必殺のとどめを刺す!
「ディセプティコン!決着の時だ!!」


簡単な変形・大型のロボットアクションフィギュア・ライト&サウンド・他の商品との連動性と、男子玩具のあらゆる利点をうまく注ぎ込んでいる良いアイテムと思います。
子供さんにとってはとても楽しく遊べるアイテムになっているかと想いますし、おすすめだとも思います。
ただ、マニア的には変形の難易度や脚部の整形などにコストダウンの不満を持つやもですが、個人的には商品シリーズの想定年齢にあわせた生産コストや仕様なのだろうかなぁと思っていたりするので、そういう部分ではマニア向けのTFらしさを極力少なくしてアニメなどから入る新しい子供さん向けのアイテムになっているのではと思いました。
けどね。
やはり動かして遊ぶとカッコイイんだな、これが。
そういうことで、次の記事では他のTFアイテムとの比較やアクション特化での、~で遊ぼう記事でいこうかなと思います・w・ノ
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