日本から世界へ、TFコミック版(BOTCON2016 坂本勇人先生パネルディスカッション

サムネイルは限定カバーです・w・
最終日のパネルの中には、海外で活躍されている日本のTFアーティストとして、坂本勇人先生パネルディスカッションが開催されていました。
会場も半数以上が埋まり、話の中ではアメコミでのご自身担当の話数でのオリジナルTFデザインや、日本でのレジェンズやユナイトウォーリアーズの裏話がいろいろと話されていました。
総じて和やかな感じで、50分の紹介がありました。
とりあえず、記憶している分の話とプロジェクターでの画像を交えてレビューです。
サクッとどうぞ・w・ノ

最初は、ご自身が関わったアメコミでの新規キャラクターについてです。
このキャラは太陽の塔と八つ墓村とを参考にされたそうです。
アメコミのTFは、外観こそロボットであるものの、ストーリー的には 人間らしさ(って表現でいいのか?)が強い生命体として描かれているわけで、いろいろな人格や役割、嗜好を持っている者がいて、このキャラクターもその設定に合わせて作られています。

この2体は1コマのみの登場だったそうですが、犠牲者になる設定のものだったので、読み手に良い思い入れを持ってもらおうとかっこいいデザインを作られたそうです。
色違いなのは、カラーリストの勘違いだそうです。

このキャラはスパイの役割のキャラだそうで、武器を持てないというシナリオライターからの指示でシザーハンズイメージのキャラクターだそう。
アメコミは分業制なので、打ち合わせにのっとってキャラの作成をされているのですね。


こちらはなくなったTFの銅像で、この足元には、生きているときに殺した数だけの花が咲き誇るという設定(うろ覚えなので、間違っていたらすいません)だそうで、比較的その数が少ないキャラを書かれたそう。
銅像のデザインには、坂本先生が20年間ほど作っているオリジナルトランスフォーマーをモチーフにされているそうです。


こちらの群衆シーンでは、数が非常に多いので、日本の書籍であるトランスフォーマージェネレーションから、具体化されていないTFのデザイン案件を参考に書いていったそうで、その説明がされています。
日本オリジナルトイのキャラもデザインに利用。

ここからは、日本の玩具についているコミック・イラストについてです。
まずはユナイトウォーリアーズ。
コンセプトには、後日談というイメージで、新しいボディにリニューアルした時間帯も込みで、イラストを記載されているそうです。
エアーボットのイラストには、ジュマル王子関連がイラストに。
アニメ登場のエネルゴン料理の良さを広めていきたいそうです^w^


こちらはスタントロンで、アニメの話数にあったメガトロンから呼び出されたときにぶっ壊しレースをしてていけないといった時のエピソードを基にしたそうです。
レースカーを追いかけているのは、オーギィ・カーネイの息子だそうです。
時間軸的に、G1~G2~その後の変遷という設定で、各人間キャラも年代をえた設定になっているそうです。

プロテクトボットは野球回。
グローブが合体時の手のパーツという点でみんなから笑い声が^w^


デバスターの回では、柱のどこかにグラップルという名前が記載されているそう。
ちなみに、この回でのグラップルはまたビルドロン師団に騙されている設定だそうです^w^;
下のものは没案。
お菓子の家を作るってことだそうですが、檻の中の人間を食べるようにも見えるとのことで没になったそう。



グランドコンボイプライムでは、コンボイの腕にはメリッサ・フェアボーンとその娘のスー(オリジナルキャラ)が、サンストリーカーのもとにいるのは、カーロボットでのジュンコさんだそうです。
バイナルテックアスタリスクのコンビの組み合わせの面白さ(人間嫌いと車で不幸になるキャラ)で決めたそうです。

今月発送されるグランドガルバトロンのイラスト。
イーホビーのガルバトロンⅡでは少しマニアックス過ぎるということで、ヘッドマスターズの時に死んだガルバトロンがサイクロナスにとりついたという設定になったそうです。

レジェンズにおいては、数多くのシリーズキャラクターのその後の話をベースに、ザモジン人の作った世界観で展開されていると説明。



日本のウルトラマグナスでアルファートリンがついた理由も説明されました。
やはり、ミニマスアンバスが日本では知名度がないことから、ひげつながりでアルファートリンに転生。
そして、日本版でのマトリクスに入るエネルギーとしての行動をしたことから、数多くのアバターを駆使していて、イーホビー販売のウルトラマグナスの時にも、胸の中にマトリクスのアバターになっていたアルファートリンが入っていたということで、そのつながりでウルトラマグナス(レジェンズトイ)の胸にも格納可能という設定を作られたそうです。


最後は、おまけとして当時の設定からイメージしたトリプルチェンジャーのメガトロンでパネルは締められました。
外国の方にも好評なイベントだったようです。
サインをもらいにファンの方が移動されているのを見て、ここ数年の結果として、アメリカ本土の展開に日本のアーティストが関わっていることの面白さと認知度の広がりを感じました。
これからもいろいろな日本のアーティストやアニメ関連の方々が、アメリカのTFに影響を与えるのを楽しみにしていきたいです^w^
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