巨大可動の圧巻(千値練 TRANSFORMERS ギガンティックアクション 恐怖大帝メガザラック)

そしてお値段も圧巻;w;
本日の紹介品は「千値練 TRANSFORMERS ギガンティックアクション 恐怖大帝メガザラック」です。
昔からのG1TFトイファンの悩みの一つにこういうのがありました・w・
「ライバルキャラなのに、大きさがあってない!」
いや、大人になればわかりますが、コストや正義と悪の購買力の差などもありますし、TFでは正義と悪を比率をなるたけ合わせようとしていたりで努力はしてたんですけどねぇ。
子供のころは、TFは正義と悪は同じ数出して当たりまえ、大きさもほしいものはもっと大きくカッコよく。
お金?親が買うからよくわからない(おいらのころは小遣いで買う年齢だったのでここまではなかったのですが)・w・
ですが、大人のトイホビーがここまで浸透していくと、TFでもこのようなアイテムを出してくるんですなぁと・w・;
今回出してきたのは、公式TFのタカラトミーではなく、ライセンスを受諾しての公式ライセンス商品として、別おもちゃメーカーの千値練が販売です。
多分にね、うん。
ロマン回路が商品の原動力になったんだろうなぁという。
そんなわけで、タカトミでない以上設定と同じ変形をすることは無理なものの、巨大ソフビの可動部分を減らすのでなく、自社の特徴である可動をしっかり入れて販売した点はすごく好感が持てまして・w・b
ただ、お値段が一体50000円クラスなので流石にサクッと買えなかったんだよねぇ、割引がない限り・・・・・・
今回は破格の値引きをショップがしてたので、手に入れることができた次第。
これだけでかいとこれくらいは値段が行くだろうというのは感じますし、大人向けのホビーとすれば悪くはない値段ではあるんですけどね。
一回限りの再生産なし、個数限定という点でも、相当予算との兼ね合いもあっての値段設定とは思いますしねぇ。
ともあれ、大きさと可動と出来は十二分の大迫力のギガンティックアクション 恐怖大帝メガザラックのレビューです・w・ノ


今回は専用ダンボールでやってきて満足です^w^
で、やっぱりでかいんですよねぇ。
メガザラック1000個、ブラックザラック500個の一回限りの『完全生産数量限定商品』という理由もあって、あと値段も相当な値段ですし、入荷ショップも限られたやもと思います。


ボックスは子供向けではないですね。
大人の人が興味出そうなCADデータで仕上げられてますし、裏面はMPっぽい感じもしてきますね。



箱を開けると、決して売り場維持のための大きさではなく、物自体がデカいゆえの破損防止のスペースを持っての大きさだと分かりますね。
ブラックザラックと違うパーツは頭部のフェイスカバーのみです。
他は色違いですね。



箱から取り出した状態です。
フェイスカバーを付ける前なので、造形と塗装のこまやかさがわかるかと。
これだけでかいのに塗装の吹き溜まりがないというのは嬉しいところです。
大人向けホビーゆえの塗装の気遣いが感じられますね。
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でもねぇ、やっぱりこの大きさの頭部だと、フォートレスのような中型ロボットがないとヘッドオンの大きさが合わないよねぇと^w^;

あと、頭部をつけてあるソフビの根元がへこんでますね。大きいだけにここは仕方ないかもですが、もしできればここにもボールジョイントの関節が入ってるとよかったなぁとは思います。
(もっとも、これだけ大きいボールジョイントだと、無理やりはずそうとして破損の原因になりかねないだろうから、商品安全性ではこの構造が正解なのでしょうけどね=w=)





各部パーツを取り付けて、恐怖大帝メガザラックの完成です。
フェイスカバーも透明度が高いし、モールドが入ってるのがよくわかるかと。
砲塔の部分は私は部屋が暖かいのではめ込めましたが、無理してはめた感じで塗装がはがれました。
(織り込み済みなのでショックはなかったけどね。
塗装部のこすれるのとソフビの上に塗装だからこすれりゃはがれるのは素材的に当たり前だし、自分は動かして遊ぶ方なので。)
剥げることにショック感じそうな人は、ドライヤーで徹底的に温めてからはめ込んだ方がいいかもです。








バンダイのような軟質ソフビになっている物とは違い、硬質のソフビパーツになっています。
量産の金型を作らないで、原型をそのまま利用した製造をしたようで、結果として非常にシャープなモールドを再現しています。
ABS的なモールドやエッジのシャープさは見事。
実際、これだけの大きさを耐久力も込みでABSにすればコストは今まで以上の値段になるだろうし、大きさと製造費用とかの予算を考えればこれが一番の正解なのだろうなぁと。
触ってみて普通のABSトイとそん色ないイメージというのは、何気にすごく大変なことだと思うのですよ。
手に入って触って初めて気づいた。





硬質とはいえ、ABSと違って割れない程度の弾力があります。
それ故に、軽量と耐久性のソフビボディパーツをABSの関節を挟み込むことで、超重量と巨大さに保持力込みの関節を見事に再現しています。
膝とか二重関節やで・w・;
ほんと、ホビーメーカーだからこその挑戦と冒険とをやってるなぁと思いますのよ・・・・・・
とはいえ、一番重さを受ける足首の方は安定せいゆえにボールジョイントの渋みが強くて、多分ソフビの接合部に負荷がかかるかと思います。
遊ぶ時には足首の可動は十分力をセーブしつつ動かさなきゃ泣きを見かねませんね=w=;









アクションです。
鋏の部分を開閉と同時に片側を回転のみにしたことで、ポージングの広がりとアニメにある動き再現に活かしています。
メーカーブログの可動ポーズよりも大人しいのですが、これはまだおっかなびっくりなんですよねぇ、可動させてるときが。
というのも、両手で持って一つ一つの関節を動かさないと、可動しないくらいの硬さなのです。
いや、力を精いっぱい込めてではない程度の力入れてですが、それくらいでないとこの重さを保持できる力は生まれないですし。
大きいゆえに、ポージングはなかなかに大変な労力でした^w^;



とはいえ、聞かれるだろうなぁと思うので、なんちゃってな変形ポージングを。
これね、変形入れたら脚の方に変形用関節可動部が多くなり過ぎて、多分ロボモードの負担が増加する。
当時品持ってると分かるかもですが、回転軸をさらに追加したり、つま先に折り畳み可動を入れなきゃならんので、ロボット時の重さを込めた安定度ある立たせ方などに負担がかかりすぎるでしょうね。
因みに足裏のファン部分はそのままABSのパーツです。多分ボールジョイントの大きさもでかいかと。
なんちゃってでもこれだけ雰囲気は出せるというので納得した方がいいかと。
あ、このロボットの身長は54cmです。
リーダーサイズが大体25~30cmなので、デカさと腕や足の一個の重さが決して軽いわけでないと分かるかと。










反重力砲は手首穴に差し込みます。
ソフビにソフビを差し込むので、うん。
中々に入れづら過ぎる=w=;;;
ザラックシールドはABSのジョイント穴にさすんですけどね。
武器がソフビ製で決して軽すぎるわけではないんですが、それでもABS関節の渋みでちゃんと腕を伸ばしても保持できるのは素晴らしい。
ポージングはもう少し頑張れたのかなぁと少し後悔。
いや、微妙なバランスだとデカさゆえにねぇ。
とはいえ、足首がボールジョイントだからよく動きました、はい^w^


これだけの大きさと重さをフル可動させたというだけでも、このアイテムの挑戦はすごいと思いますが、個数を限定しつつABSと同じモールドのシャープさを再現という見た目の完成度の高さも求めたのはまさに大冒険だったんでないかなぁと。
何度も同じことはできないだろうなぁと思いますが、公式製造メーカーでできないだろうニッチな、それでも確実に要望のある部分をしっかりとねらって商品化したところなど、千値練はホビートイメーカーとしてもすごく頑張っていると思いますね・w・b
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