進化の系譜、G1AGE(トランスフォーマー博 TF EXPO TRANSFOMERS LABO ZONE 5-1 TF LABO G1)

当時、おもちゃのみのシリーズで頑張っていたミクロマン・ダイアクロンも、長く続くマンネリが消費者にも伝わっていたようで。
ミクロチェンジ、カーロボットの両方のおもちゃは、海外の問ショーに出展されて海外に販路を求めることになったそうな。
そして、そこでアメリカ玩具界の巨人ハズブロと提携。
おもちゃを売るためのコマーシャルフィルムとして、トランスフォーマーは3話のスペシャルが作られて、その人気からシリーズになったと。
簡略なTFの話なわけですが(相当簡略化してます)、この時に箱を変えてエンブレムシールを貼っただけで、売れ残っていた製品がバンバン売れるというすさまじい現象をたたき出したわけです。
今でこそネットが媒体ですが、当時最大の情報媒体であるテレビに流れるメイン番組を持てたことの大きさがあるのかなぁと。
まずは、そんな爆発的人気のあった初代からVまでのG1トイをご紹介です。
一個一個はさすがに無理なので、バーッとまとめた画像になりますが、雰囲気が伝われば。
では、トランスフォーマーLABOを見ていきましょう・w・ノノノ













初代のTFは、カーロボットの再販に近いイメージがありましたね。
変形してリアルな車になるのがとても売りでしたし、そのバラエティに富んだ展開で子供たちのの心を熱くしました。
バルキリーやアストロマグナムなど、他社のアイテムを使わねば商品の需要に向かないくらいだったハズブロの対応は、アニメに出てるのにお店で売ってないアイテムとして、その後のコレクターの切望~コレクターの誕生?って感じになっていったのかなぁ^w^;
ちなみに、展示品はすべてタカラトミーが持っているわけではなく、多くのコレクター諸氏の協力のもとにそろっているそうです。
現実に存在するリアルカーに特殊なロボット恐竜の表現。
関節可動よりも変形するギミックの面白さに重視している製品の方向性。
再利用品から新規製品になると、手足が自由に入れ替わる自由合体ことスクランブル合体や都市が変形する基地とロボットのスクランブルシティなど、集めることによる面白さが付加されていきました。









2010シリーズでは、リアルカーから未来的なフューチャーカーに展開され、前年度のスクランブル合体はさらにパワーアップ。
ビークルも含めてほとんどのデザインがまさに未来的イメージのオリジナルアイテムになっていったのが特徴的かなぁと。
悩める司令官ロディマスや狂気の破壊大帝ガルバトロンなど、ストーリーも初代からさらにバラエティ豊かなものが多く、カルトな人気のある話数が多いのもこのシリーズの特徴ですね。
そして、ロディマスコンボイ総司令官はかっこいいんだ、素敵なんだ。
そのことを君がわかってくれればそれでいい・w・

















ヘッドマスターズからは、単体のロボットに共有できるギミックの展開がなされました。
これからの3シリーズはそれぞれ主役級に特徴的な新ギミックが毎年つけられて壱岐、一年間の商材の価値を常に一新していきましたね。
ヘッドマスターギミックによる、ダイアクロンカーロボットの搭乗員とビークルの関係の復活や、ギネスに乗った史上最大のトリプルチェンジャー総司令官、フォートレスマキシマスとトリプルチェンジャー恐怖大帝メガザラック。
この対決は、おもちゃではその大きさの差があまりにもあんまりだと当時から言われてました^w^;
(その後、千値練からフォートレスの大きさにあったアクションフィギュアのメガザラックやブラックザラックが出るなど、当時は思うことすらできなかったのだった)
新規カセットボットやターゲットマスター、6段変形のシックスショットなど、ヘッドマスター以外にも多くの魅力あるギミックトランスフォーマーがバラエティ豊かに出てきましたね。
また、ダイアクロントレインロボが日本生まれのトランスフォーマーライデンとして出たのもトピックかと。
このライデンは人気があり、本編にはかかわってないですが、ビクトリーの時代に再版されました。















人間がトランスフォーマーになるプリテンダー。
これはもう味がありすぎる玩具なわけで、今でもプリテンダーコレクターは数多くいますねぇ^w^;
今回は人間がトランスフォーマーの変形のカギになるゴッドマスター(海外名パワーマスター)として登場。
サイバトロンとデストロンだとかぎのギミックが違って変形できないというのも、軍団の特性を活かしたナイスな試みだったかと。
海外のシリーズと日本展開商材をうまく組み合わせることにより、前作からの続編感もしっかりアニメには展開されました。
ヘッドマスターJrにリデコ・リカラー&追加パーツの前作司令官&大帝の再販売。
何より、主人公が3段変形合体でパワーアップという初めての試みがなされたのも面白いところかなぁと。
コンボイにそっくりさんなジンライの登場は、当時に胸が熱くなりましたねぇ。
アニメも人間がトランスフォーマーになるという特徴を生かし、いまだに根強いファンがいます。














5作目のトランスフォーマービクトリーで、日本テレビ系列のトランスフォーマーはひと段落です。
敵も味方も合体戦士というこのシリーズは、各軍団ごとにギミックが異なるという方式が出てきました。
搭乗者がロボットの顔になるブレインマスターと、6体が上下合体のバリエーションをもって巨大ロボになるマルチ合体のサイバトロン。
胸のパーツが武器とアニマルロボットになるブレストフォースに恐竜プリテンダーの合体兵士のデストロン。
小型TFのマイクロトランスフォーマーや人気商品シックスショットのリデコリカラーのグレートショットなどバリエーションを整理した感じの商品が多々出ていきました。
また、空飛ぶ司令官ことスターセイバーと前作ゴッドジンライの生まれ変わり(だが記憶のない別人)のビクトリーレオによる合体司令官のビクトリーセイバーは今でも購入を求めるファンも多く、マスターピース投票ではスターセイバーが商品化権を獲得しています。
以上、初期のトランスフォーマーは可動よりも変形とギミックの面白さを縦横無尽に展開しているシリーズだったといえるのではないかと思いますね、こうしてみると。
スポンサーサイト
theme : トランスフォーマー
genre : 趣味・実用
tag : おもちゃトランスフォーマー博イベント