静と動、高速の真骨彫(S.H.Figuarts 仮面ライダーカブト ライダーフォーム)

本日の紹介品は「S.H.Figuarts 仮面ライダーカブト ライダーフォーム」です。
S.H.フィギュアーツで最も派生が多いライダー素体であると同時に、足のO脚などで当時からの製品に不満を持たれてもいた仮面ライダーカブト素体。
今回は、スーツアクターのボディを元にアーマーを着想させていく、まさにミニチュアの着ぐるみ作成の如く作り上げるという真骨彫という新たなジャンルでの販売となりました。
スタチューのような固定でつくったフィギュアに関節を仕込んでのアクションフィギュア化の作り方などいろいろとフィギュアにも作り方があるのだなぁと改めて思いましたね。
スタイルや外見など、バランスも含めて非常に完成度の高い分、アクションに置いては一部可動域が抑えられたりはしていますが、ハイエイジターゲットのアイテム押しては十二分に破格のスタイルだと思います。
まずは素体そのものからレビューしていこうかと。
新生SHフィギュアーツ、仮面ライダーカブトのレビューです・w・ノ


パッケージです。
ハイエイジ向けの商品でよくあるような、蓋箱と内箱の攻勢に。
CGでアレンジしてあるが、実際のおもちゃを拡大写真化してるなど、新しいアイテムであることを大きくPRしていますね。



新しい方式の真骨彫を大きくフィーチャーしているのと、今回が最初ということで専用のコンセプトブックなどが封入されています。




新生仮面ライダーカブトです。
スタイルが実際の人間に近づいていると思いますね。
各部もとても細かく形成されています。
バンダイ自体が自信あるアイテムとして出すだけありますわなぁ。



塗装やはみ出しがないと思ったら、顔のマスク部分に塗装だまりが;w;
今までのSHフィギュアーツだとおもちゃの要因がまだある気がして、そういうもんだとは思ってたんですけどね。
ここまでハイエンド向けだと5000円クラスであってもいらだつってのが分からんでもないな。
思い入れがあると、更にそうなるもんだし。


多大にスタイル造形が変わっただけでなく、各部の可動も当時の製品から技術の蓄積が加えられています。
通常は一体化してるアーマー部の表層をパーツ可動にすることで、可動域のアップを目指していたり。
内部の関節もいろいろと変化球が加えられていますね。


肩パーツはブレイドシリーズなどの技術が転用されているのかな。
肩基部を一回り細くしての、外観的に関節を入れても見た目崩れないバランスを保っているなどの細かい対応もいい感じに。



変身ベルトもカブトゼクターのゼクターホーン可動や側面の造形などもとても細かく作られています。


今回、figmaのように軸差し関節にされてるんですが、手首ホルダーも含めて新造されています。
ただ、このホルダーがもうぽろぽろ外れて非常に苛立たしく。
figmaと同じホルダー形式でいいので、下手にこういうものに特徴やこらなくてもいいと思うの。
結局使わないままに直しこみましたわ=w=;








アクションです。
まずは、少しだけ可動させての静のイメージを。
完成度が高く、複眼部分もとてもきれいの造形されているので、少しのポーズでバランスとって立たせると、下手なこいぇいフィギュアよりも非常に存在感のあるスタイルでポージングできますね。
静かな迫力というのが出ると、飾る側も楽しいものです。











今度は動くアクションを。
太ももの引き出し機構がオミットされているのですが、ポージングを取るには遜色なく動かせますね。
ライダーはアクションするヒーローなので、いろいろと戦闘シーンを思い描きながら動かして遊ぶのがとても楽しかったりします。
次の記事で、各武装&必殺技と行きましょう・w・ノ
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