若者の切望(トランスフォーマー マイクロン伝説 MD-02 スタースクリーム)

本日の紹介品は「トランスフォーマー マイクロン伝説 MD-02 スタースクリーム」です。
TFジェネレーションの発売もすぐなので、ちょっと思い出し的にですが、当時品のレビューもしてみようかと。
このマイクロン伝説版のスタースクリーム、古くからのTFファンにとってもマイクロン伝説のファンにとっても、とても奇異なTFであったなぁと思うんですよね。
裏切りの行為をするのは初代からの伝統ですが、このキャラは本編の進行に従って成長し、考えを深め、敵陣営に鞍替えし、人間と心を通わせ、最後は星の未来を憂い、必死で数万年の旧敵同士の心をつなごうとし、最悪の星からほとばしる光の柱にその身を消滅させたと。
セルアニメ形式のTFとしても、この最後の闘いは素晴らしい作画で表現され、「きれいなスタスク」という呼ばれ方になりました。
誇りと騎士道精神をもったこの新しいスタスク像は、その後のマイクロン三部作シリーズでもスクリームの名を持つTFの基本的な下敷きとなりましたね。
その後のアニメイテッドやムービー・プライム版で元のG1風味のスタスクに戻ったというのは、海外主導のこのシリーズに置いて、やはりスタスクはチンピラ風味でという海外の思い入れがあったのかなぁと思います。
日本と海外同時合作のアルマダ三部作だからこそ生まれたあだ花が、このスタースクリームだったのかなぁと思いますね。
今でも多くの固定ファンがいるのがよく分かるキャラクターだと思います。
んでは、キャラプロフィールはここまでで。
当時のマイクロン伝説系TFでは可動など豊富な部類のこのスタスクをレビューです・w・ノ
出社までに書くんだ;w;




ビークルモードです。
足の変形などの変化もありますが、腕部分をこういうデザインで作ったのかのかというのは、当時衝撃を受けたところ。
ナル光線キャノンが後ろに向いていると、まさに攻撃機という流線型が美しいなぁと思いますね。
同時に、非常にG1ジェットファイアーなカラーリングに近いしいものがあるなとも改めて見て思ったり。

キャノピーを押すと電池でサウンドが鳴るのですが、ボタン電池を使っているので胴体は薄く変形できているなと思います。
機首の長さも特徴的なジェットかなぁと思いますわ。





海外版のアルマダスタースクリームと比較です。
このアルマダとの大きな違いは機首部分の造形ですね。
特に可動基部の形状で真っ直ぐなマイ伝版と斜めになるアルマダ版の特徴が明確に出ています。
カラーリングも成形色が異なるなど別々に持っていても面白いところかなぁと思いますね。


マイクロン伝説は可動部を抑える代わりにギミックでおもちゃらしさを出すというコンセプトでした。
これもその一つで、マイクロングリッドを投下するギミック。
この合体でも、パートナーとしてのマイクロンの特徴を前面に出しているなと思いましたね。



エボリューション!
グリッドを背中部分のギミックスイッチになるマイクロンジョイントに取り付けることで、ナル光線キャノン発射状態です。
うん、パッと見の外見が尚の事G1ジェットファイヤーに近づくというね。

オマケで、アルマダ版のジェットと海外Generations版のG1スタスクなボディがアルマダ系という、アルマダスタスクの当時風な腕の位置で。
日本版が手に入っても試してみたいですね。






パートナーマイクロンのグリッドです。
陸を走る最速のマシンと空を駆ける最速のジェット機の組み合わせというわけですね。
このマイクロン伝説で初めて生まれたミニ型トランスフォーマーTOYなわけですが、本体と付属のキャラクターは、その本体に連動するギミックなども考えられていたというのも面白いところ。
ちなみに海外版の名前はスィンドルで、G1との繋がりに思わず笑ったなぁと=∀=;




ロボットモードです。
腕の細さと長さなど、少しスタイルに独特なものがありますね。
特に背中の方はギミックを仕込んでいるので飛び出ているのが実に特徴的に。
顔の方も口の部分が少し吊り上ってたり、ビースト造形を一部引き継いでいるなぁと感じますね。






海外版との比較です。
塗装の追加や機首部分の違いによる造形の違いなどが見て取れるかと。
似て異なるカラーリングなので、互いに並べていてもおもろいかともいますよ。


海外版同士の比較の方も。
Generationsのスタスクは、腕のマイクロンジョイント等にスィンドルなどを取り付けて遊ばせることも可能ですよ・w・ノ



アクションです。
腕や足など動くのですが、股関節は横に開かなかったりするのでポージングに支障があったりはしますね。
ただ、それでも可動が多い方なので、手の中でガチャガチャ弄って遊ぶには申し分なし。


ウィングブレードは片方の翼のみです。
このギミックも、当時驚いたのよねぇ。
スタスク、刀使うんだ・w・;って。



手首の可動があるので、各ポージングもなんとかこんな感じに。
グリッドがバックラーみたくなってるのはご愛嬌で=∀=;



「グリッド!エボリューション!!」



「ナル光線キャノン!!」
グリッドを背中のギミック付きジョイントにエボリューションさせることで、背中のキャノンが前面に豪快に跳ね上がります。
同時にこのようなギミックの可動ごとに多種のサウンドが鳴り響き、おもちゃギミックのマイ伝シリーズの特性を思わせてくれます。


マイ伝シリーズの方でも、可動の多さとキャラクターの設定で今でも非常に多い人気があるマイ伝版スタースクリーム。
アニメから入った人は、おもちゃを弄るたびにその映像を反芻するんだろうなぁと。
数日中にジェネレーションズのアルマダ(マイ伝)スタースクリームも出ますし、このキャラクターの人気はまだまだ盛り上がるのだろうなぁと思いますわ^w^ノ
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