「邪心の世界・後篇」(SHFショッカー戦闘員に這いよる混沌さんであそぼう)

「とはいえ、どんな逆境かと言えば、そうですねぇ・・・・・・」
「輝いてる人に対しては、
やはり立場を貶めるのが逆境ではないかと!
ええ、邪神的に邪しまな心持ちで思いつけば!」
「ただー・・・・・・やっぱりチャンス無しに引きずりおろすのはやはりいけませんよねぇ、この状況が私が与えたチャンスの結果と言っても、このままこの世界に残れるか否かですし。」

「あー、ではこうしましょう。
この人が、ヒーローの持つベルトにふさわしい心の持ち主であれば、このまま存在が成り変われるという事で。」
「だって、この力があれば輝けるって言ってましたしねー、輝いちゃってるから、もう無理だけれども(ボソリ) 」
「それでも一縷のチャンスをものにする!
これがヒーローってもんですよね!
無理を道理で吹き飛ばすってあのロリコン旧神夫婦は毎回やり過ぎですが、そういうのが愛おしいなんて、わたしも随分と感化されたものですー♪」

「ではでは、
運命のファイナルアンサーーー!!!」
Shabadubi・・・・・・
Bashoooooo!!!!!!
**********************************

「だーめでしたーーー>w<テヘッ!」

「トアッ!!」
(ライダーキックとも言わない、ただの掛け声蹴り)
「・・・・・・かちだぁぁぁぁーーーーー・・・・・・ア?」
Flashで暗転・・・・・・

「あれー、残念でしたねぇ。SAN値がピンチでチャンスにラッキー!とはならなかったようで。」
「私としても胸が痛いです、顔は笑顔で心残りは一切なくってすがすがしいですが、胸が痛いです=w=」

「・・・・・・あ・・・かみさま・・・・・・なんで、ちからがなくなって・・・・・・」
「あー、だって願いかなっちゃってますし。」

「あなたが持ってるとまだ思ってる願いの籠ったコイン」

サァァァッ・・・・・・
「・・・・・・ほら、もう砂になって無くなっちゃった。
これで満足して人生終われますね!よかったですーーー♪」

「・・・・・・・・・・・・そ、そんな、なんで・・・・・・おれ、ヒーローになって・・・・・・」
「え、貴方ヒーローでも何でもありませんでしたよ?」
「これは私の考え方ですが、ヒーローって英雄でしょ。英雄って周りにその行為を認められてこその英雄なんですよ。」
「だから、英雄の周りや英雄の残した後には守った人がいるんです。彼らが英雄を英雄たらしめるんですよ。」
「あなた、さっき周りの人に気も留めなくて、そのまま戦ってるでしょ、相手を排除する邪魔認定で。」

「確かに貴方と彼は根っこは同じですよ、自分の意志で戦ってます。」
「でも、彼は人間の自由や自然を守るために守り戦うと決めてるから、貴方方人間への害悪者は敵なんです。」
「貴方方が人間の害悪と彼が自分で決めたから戦ってるんですよ。」

「対して貴方の意思はそれとは違います。あなたは自分だけの為に戦ってるんですよ。自分が輝くための根っこを見つめずに、自分の目の前の欲である『輝く瞬間』を手に入れたいだけの為に」
「ですから、貴方はヒーローでも何でもない、ただの悪人のままなんですよ。
力があればヒーロー?
ヒーローと認める人がいない独り芝居で踊り続けて何が決まるんですか?
・・・・・・って、もう聞こえていませんか。」

「まぁ、それでもあなたは自分の欲に生きて欲をかなえて死ねるんです。悪人の人生でも人生勝ち組ですよ、本当にうれしいことです。」
「ですから、私からあなたに愛をこめてプレゼントを差し上げましょう♪」
「勘違いかと思いますが、アフターフォローもあっての神様ですしねぇ。」
「貴方の御霊がこのまま勝ち組でいられるように、
来世の輪廻転生する環の中に入れないように貴方の全てを無に帰しましょう。」
「そうそう、かいじんになりたかったって言ってましたし、ちゃんと灰塵にしておきますね。私は間違ったこと言ってませんし♪」

『イヤダ、イヤダ、チクショウ、コノアクマメ、イヤダ、タスケテクレ、イヤダ・・・・・・』
「死んだあとにも、何、寝言言ってるんですか?』
「邪神がお仕事するんですよ?
心の中も邪であってこその『邪心の世界』じゃないですか♪」
「ほんとに変なこと言う方ですね、カワイイ他人(ヒト)♪」

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「オー、さすがは戦闘員、100回吹っ飛んでも、だいじょうぶ!なんておどろき♪」
「さすがは、下っ端とはいえ改造人間、怪人でなくても十分物置の屋根のように頑丈ですね。」

「じゃぁ、更にボーナス・ボーナスゥで、ラッキーにトリプルセブン回程いっきますか―――!!」
BOMB!!BOMB!!BOMB!!!・・・・・・

・・・・・・ということで、大迷走の脳内ゲキジョーはおわりです・・・・・・
「願いがかなうにしても、相手は選んでばくちを打ちましょう」って教訓でした(ウソ)

というわけで、今回はあえてあとがきってみる。
今回のトリックスターはこの這いよる混沌という美少女邪神です。
はい、本編では一度も自分のことをニャル子とは言っていないように注意しました。
この中身は、自分的には「無貌の神・這い寄る混沌 ナイアルラトホテップ」のつもりで書いてました。
ですんで、彼が戦闘員に話している考えは、
「その場のでたらめです。いえ、でたらめでもないかもしれませんが、たぶんノリで話してる、らしい話です。」
ただ、仮面ライダー原作漫画の方と世界情勢や権力者のいろいろな規制ルール作りは、似通ってきてるなーと危惧してたりはするわたくしだったりします。
ホントは、いろいろと公私ともに悩んでたものがあったので、そこらを絡めるつもりがもうあっちを立てればこっちが立たず。
つくづく自分は文才がなく、親友だった小説家の爪の垢もこっち方面は価値がないなぁと落ち込む次第でございました=w=;
出来ない冒険はするもんじゃない。
とりあえずはお仕事で価値を残さないと;w;

そんなわけで、人が冒険してがんばってみたが、「夢を人任せにすると儚いのですよ」という、よくある話を絡めて、このグデグデの脳内ゲキジョーはホントにオシマイ!!
BOMB!!BOMB!!!!BOMB!!!!!!
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