「邪心の世界・前篇」(SHFショッカー戦闘員に這いよる混沌さんであそぼう)

とーとつだが。
便利屋に思われがちだが、戦闘員は人間が改造されたものである。
そして、仮面ライダーも人間が改造されたものである。
ショッカー自体の裏切者である仮面ライダーに対して、その力にあこがれる若い戦闘員がいる場合もあるのである。
戦闘員になる彼らは、いつか怪人になって贅を尽くしたいと思いながら、仮面ライダーに灰塵にされてしまうのである。
そんな灰塵の憂き目にあい続ける同僚がいれば、戦闘員だって神頼みしたくもなるのであった。
まぁ、そんなわけでバカな脳内劇場を思いついたりするので、この話は原作は一切関係ありませんです。
お気楽なバカ話でどーぞ;w;

『まぁ、古来から若さというやつは、反体制に対してじこしゅちょーとか、僕には帰れる場所があるんだーとか言って無茶やって、帰る家から追い出されたりとか軽くやらかす力な物でして。
そんな若さもいいものですが、決して変わらないものがあったりしています。
それは、ヤッチマッター!!ってやつでして。
そんな人たちをウォッチャーしつつ長い時間をくらしてますが、この趣味ってのはイカでビールをたしなみ続けちゃうくらいに飽きがこないんですね。
人の欲望ってのは赤ちゃんから死体までいっぱいありますが、私は特にこのヤッチマッタ感がじつに味わい深いんです。
若いから取り返しがつくなんて、実に青臭くって新鮮な期間限定品の果実のようで。
そういうのが腐ってくると、その甘みもまたいいノドごし生でして・・・・・・
まぁ、そんなわけで、おいしいものをしっかり食べたいですねと、はい。♪』

「・・・・・・また、同期が9人が死んじまった・・・・・・」
「もう、残り何人なんだよ・・・・・・このブラック組織・・・・・・」
「この仕事は、オレじゃなくてもいい気がする」
「ちくしょう。タイミングさえ合えば、いつでも転職してやる。」
「うちの職場は無責任な上司が多すぎる。」
「今の仕事に不満はない。ただ、もっと輝きたいんだ。」
「これって、土日まで使って安仕事だろうか。」
「もっと女性の多い職場で働いてみたい。」
「やべぇ、捕まったら残業だ。」
「とてつもなく眠いのは、仕事がつまらないからか。」
「この船を降りたら、速攻ビー○ングを買いに行こう」
(同期9人の思いで)

「あの裏切り者がヒーロー扱いされるって代わりに、俺らみんな殺されるんだしさぁ・・・・・・」
「あいつの力があれば、俺だってヒーローになれるっての。そしたら、悪人にだってならなかったのに、チャンスがおれにはいつも来ない・・・・・・」

「ふむ、でしたらそのチャンスを上げましょうか?」

「・・・・・・あんただれっすか?」
「はい、私ココロのスキマ・・・・・・ではなくて、通りすがりの善意の邪神です、はい♪」

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「というわけで、出来ないことをあきらめちゃだめなんです!
出来なきゃズルして楽して立場を奪っちゃえばいいんですよ。
そして、そういう悪いことしたい人に悪いこと出来る力を与えるのが、悪い人にあがめられるよこしまな神様というやつでして。」
「おおおおーーーー、なにかわからんが、おおおおーーーー(パチパチパチ)」
「(・・・・・・うん、どこの世界も下っ端って頭悪い人がなるんですねー)そうなんですよぅ!!」

「というわけで、このコインにあなたの欲望をたっぷり思い入れてごらんなさい。
その欲望の分だけ、貴方にザッツ・パゥワァーが備わりますよ。」
「あー、何かよくわからんが、神様にしたいことお願いすりゃいいんっスね」
「あー、・・・・・・まぁ、そんなもんでいいです。(今日はご飯でなくおやつくらいですね)」

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「じゃ、見てみましょうか。いい加減に雨漏り程度でも、欲望たまったころでしょうし。」
「あ、ハイ。じゃ、コレッス」

「まぁ、欲の対象というのは、基本は人間、性欲と性欲に性欲なわけで・・・・・・」
「・・・・・・ほほう、あなた、基本的にはまじめになりたかったんですねぇ。なるほど・・・・・・」
『この仕事は、オレを輝かせているんだろうか』
(リク〇ートB-〇ng)
「これは、おやつから軽いランチくらいにはなりますかねぇ」
「おなかすいてるんっスか?」
「ええ、わりとガチで、いつも。」

「じゃ、自由に飛べる鳥の翼のように、チャンスを貴方に差し上げるとしましょうか。」

「さぁ、名もなきショッカー戦闘員よ、
お前の欲をお前の力の限り形にするがいいぃぃぃーーーっ!」

「イーーーーーーッ!!!」
続くっ・w・ノ!
次回予告
新ヒーロー登場!!
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