「力」という言霊(ケロケロエース06月号:トランスフォーマーALLSPARK エピソード6)

最初に謝っとく。
どんな王道も、心にずっしり来るから王道なのだ。
で、いろいろな王道があるわけでして、いや、ツボにはいるって言葉が適切なのかなぁ。
だもんで、今回はツボに入る=個人的王道展開にガッツリはまり込んでしまいましてねぇ。
いろいろと引用画像が多くなってしまった。
けど、本編を読んでもらいたいですね、特に今回は。
アメコミでもオプティマスの心情やらがピックアップされる展開は多いんですが、行ってみれば洋画風味と邦画風味といいますか、日本人的な情の絵柄、漫画らい躍動感と情の表現というのは、やはり文化だねぇと思ってみたりでして。
TFマンガとしての今回のシリーズ、今までの津島TF漫画の中でもすごくマニアにも子供にも喜べる感じの話になっていると思いますよ・w・b
今回は特によくあるパターンをTF漫画的にどう料理しているか、そこらを楽しみつつ王道ロボットマンガ的に燃えがられました。
だもんで、もうあと一年シリーズ続けて、せめて2冊以上の単行本で読みたいですだ。
そんな感想を強く持ちつつ、ブラックオプティマスの顛末を見届けますか・w・ノ

スパイクの眼前に仁王立ちのブラックオプティマス。
ディセプティコンマークが示す通りの一切の情を見せない表情が萌えますな。
あ、燃えますな。
人間はTFにとっては弱い虫ですらない程度のもの。
メガトロンが人間を見据える瞳以上の冷たい視線というのは、実にブラックオプティマスに似合う気がするのですよ・w・b

全ての仲間も塵に等しく。
一撃のもとに戦闘不能に陥る仲間たちに語る言葉は、オプティマスの真意なのか。
・
・
・
うん、実はマジで真意であった=w=;;;

めったに見れないオプティマス(素体)の足蹴。
ラチェットさんの端正な顔が、地べたにプレスされるっ;w;!!!

スパイクとブラックオプティマスのみが動くものとなっているその瞬間に飛び出てくる真紅の鉄塊!!
それこそ、オートボットが必死に探していた存在。

オプティマス、生還!!
さぁ、MPで遊ぶときが来たぞ、皆の衆=w=
(そして、関節をくたくたにするのだ、わしの所有MPオプの如く、皆の衆TwT)

もうね、心理戦大好き、大好物。
もうね、迷い大好き、大好物。
マンガ的な演出と心の闇との葛藤を、ロボットが演じる。
これこそが、超ロボット生命体トランスフォーマーだから展開できる真骨頂!!
ロボットであっても生きている、心があるゆえに描かれる場面であると同時に、オートボット最強の戦士(力・心の経験と共に)の迷いから生まれたブラックオプティマスの強さのひみつもここにあると。
うん、王道的よねぇ。
強者の狂者として生まれた陰の存在って、いいキャラである。
だが、メガトロン様の個性と狂性に打ち勝つにはまた厳しいので、どうしても一歩抜きんで行けないのもこのブラックコンボイの名を引き継いでるものの特性と思ってしまいます。
あー、好物ゆえに会話が止まらん、愉悦が止まらん、心躍るわー、踊るわー@∀@♪ノノノ

迷いに堕ちる司令官への仲間の言葉。
短いが、だからこそ、心にしみる言葉。
仲間の言葉が、司令官目覚めの言葉。

胸部内のマトリクスは、果たしてブラックオプティマスにはあったのかどうか。
星帝大使のMPブラックコンボイは持ってたが、このブラックオプティマスは別人ですしなぁ。
持ってる描写はなかったので。
だからこそ、司令官の心に共鳴するマトリクスの迸る光に「THE TOUCH」が耳に響くよのさ・w・b

うん、漫画だ。
だが、それが実にいい!!
自分の闇と決別すべき、自分で見つけた答え。
ブレイクスルーする時ってイコールある種の開き直りって思ってるんだが、ガッツリと自分でそれを認めることが自分の骨子になるしなぁ。
司令官、自分を見つけ直しました^w^

そして、手の中にあるのは、仲間たち。
これが、力を手に入れた司令官ともいえるのよね。
仲間と生きる力こそ、司令官が求めた答えだから。

今回のブラックオプティマスエピソードのすべてのキモはここにあると思います。
人間もトランスフォーマーも等しく弱き生命体。
強さとはどこにあるのか、力とはどこにあるのか。
マンガや小説で見るだけでなく、これって日常生活でも感じることってありますよねぇ、社会人は特に。
自分も、願わくば自分の中でちゃんとブレイクスルーしたものを信じて生きていきたいですな。
弱いと認めることは、実は強いことなのですしおすし。

そんな矢先でも、ディセプティコンの作成は続いているわけです。
動き続けるスペースブリッジは、インセクティコンを呼び込むためのものだけではなかった。
ここもまた、王道の展開なんですけどねぇ^w^;
でも、ここまでスケールがでかくてアニメ版も映画版もシリーズ完結に向かったわけで。

セイバートロン星、御引越してきました・w・;
うーん。
こうなると、すべてのシリーズの大円談の一歩前の大きな最後の山場的な舞台機構が始まっちゃうわけで。
まだまだせっかくのTFコミック漫画ですし、読んでいたいんですけどねぇ・・・・・・
まずは世界の顛末を楽しみに読み進めるとしますか。
そして、早急に第二シーズンをすることを言い切ってほしいぞ、ケロケロエース;w;ノノノ
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