新たな旅路の果てに(トランスフォーマー SS-30 オプティマスプライム)

本日の紹介品は「トランスフォーマー SS-30 オプティマスプライム」です。
映画「バンブルビー」は、海外と同じく日本でもスマッシュヒットを飛ばし、初めて地球で出会った少女チャーリーと記憶を失った使命を帯びた戦士バンブルビーとの、交流と友情と冒険の物語として締めくくられました。
その中で、最後にバンブルビーが巨大な橋の上を走っていくラストシーンにちらっと現れる赤いキャブのトレーラー。
今回のビークルモードは、そのトレーラーに近しいものに変形する、ロボットモードはサイバトロン星の姿のものになります。
今までのマイケル・ベイ監督の本編からのスピンオフ映画ということで、トランスフォーマーデザインもこの映画のものに一新。
トラヴィス・ナイト監督の判断により当時のアニメG1の姿に極力似せつつ本編のエッセンスを加えた新しい姿のトランスフォーマーが登場しています。
今回のトイのデザインを見て、やっと実写版でG1トランスフォーマーのオプティマス(コンボイ)が出たと思う方は多々いるかと思います。
映画という観点で新たな市場を切り開いた本編版のオプティマスもその意義は十二分にあり、多くの映画からのファンも取り込むことができた分、今回のような旧来懐古的なデザインも新しく受け入れられるのではと、個人的には思います。
おもちゃのほうは、個人感想ね、四肢のもっさり感というか、ゴリラっぽさというか。
本編オプティマスと違い、すごく人間的な雰囲気のある各部関節位置や胴体・頭部・腰の大きさで、アニメのスタイルを想起させるのです。
素立ちではそう思わせつつも、動かしてみるとすごく人間から離れた可動の流れもあり、メカのアクションだなと感じさせます。
各部の変形関節と可動関節のそれぞれがうまく機能して、ポージングに大きな印象の変化を出させてるなぁと。
懐かしくて新しいという言葉が似合う、トランスフォーマー SS-30 オプティマスプライム のレビューです・w・ノ